「朝まんじゅうに昼うどん」という言葉を知っていますか?
埼玉の食文化を伝えるこの言葉。じつは小麦と埼玉の関係は切っても切り離せないものなのです。
小麦と食文化の知識を深め、食べて楽しむ。埼玉県産小麦の魅力を発信するイベントです。
販売イベント
屋外共有スペース
- まんじゅう、どら焼きなどの「和菓子」
- 食パン、惣菜パン、菓子パンなどの「各種パン」
- 点心などの「中華総菜」
- 料理に活躍「麺・パンケーキミックス」など
セミナー
多目的室
10:30~11:00 | 「知って食べるともっとおいしい埼玉県産小麦の魅力」 前田食品株式会社 社長 入江三臣さん |
11:00~11:30 | 「年中行事と食文化」 岩槻人形博物館 学芸員 菅原千華さん |
11:40~12:40 | トークイベント「埼玉の小麦でつつむ」 マツコの知らない世界出演・日本でおそらく唯一の シュウマイ研究家「シュウマイ潤」さん協力企画。 シュウマイ、餃子、焼きそばなど「小麦」料理の偏愛さんたちが、 小麦を使った料理の魅力を語ります。 (司会:料理芸人 クック井上。さん) |
インフォメーション
日時 | 2022年2月27日(日) |
時間 | 午前10時~午後3時ごろ |
会場 | にぎわい交流館いわつき |
住所 | 〒339-0057 さいたま市岩槻区本町6-1-2 |
主催 | ついたちまんじゅうの会 |
共催 | にぎわい交流館いわつき |
後援 | さいたま市/さいたま商工会議所 |
ついたちまんじゅうのおはなし
かつて埼玉県では、人が集まれば朝には小麦まんじゅうを作り、昼にはうどんを打つ。
郷土料理の多くに小麦が使われており、埼玉の人々の暮らしと小麦は切っても切り離せないものでした。
現在でも埼玉県は全国有数の小麦の収穫量を誇っています。
旧暦6月1日(新暦では7月初め頃)、さいたま市を含む多くの地域では、かつて新小麦でまんじゅうを作って神仏や仏壇に供え、親類などにも配る風習がありました。
「ついたちまんじゅう」「新まんじゅう」と呼ばれ、多くの家で炭酸まんじゅうや酒まんじゅうを作っていました。
朝からお腹いっぱい食べて1日中寝そべっている、という意味の
「朝まんじゅうに昼うどん、ひっくりかえって渋うちわ」
という言葉も残っており、この日は農家にとって “麦の収穫祭” という位置づけであったようです。
また、同じ日の早朝に行われる「尻あぶり」という行事がありました。
家の門口で小麦わらやバカヌカ(脱穀の際に出る殻)を燃やし、火にあたるのです。
この火で尻をあぶれば病気にならないといわれていました。
いずれも唱和40年代にはほとんど姿を消してしまった行事です。
ついたちまんじゅうの会(岩槻)
7月1日を中心に毎月1日に販売しています!
藤宮製菓 | さいたま市岩槻区本町2-1-32 国産の原料と昔ながらの製法にこだわり。本町店は170年前の建築です。 |
048-756-1569 Instagram Web Site | |
秋月 | さいたま市岩槻区愛宕町10-10 団子や豆大福など、シンプルで素朴な生菓子が豊富。 |
048-758-2625 食べログ | |
磯崎家宗庵 | さいたま市岩槻区本丸2-17-17 大粒の栗が入ったどら焼き「本丸太鼓」が人気。手土産にも最適。 |
048-756-5878 食べログ |
ついたちまんじゅうの会とは
さいたま市内の和菓子店等が集まって、埼玉県産小麦を使った「ついたちまんじゅう」の復刻販売・製造に取り組んでいます。